ジフテリア:ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。1981年に3種混合ワクチンが導入され現在では患者発生数は年間0~1人程度ですが,ジフテリアは感染しても症状が出ずに保菌者となることが多く,その人を通じて感染することもあります。
破傷風:破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく,土の中にいる菌が傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると,菌の出す毒素のために筋肉のけいれんをおこします。最初は口が開かなくなるなどの症状に気づき,やがて全身のけいれんをおこすようになり,治療が遅れると死に至ることもある病気です。患者の半数は自分や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。

対象者:11歳~13歳未満
接種回数:1回