結核菌の感染でおこります。国内では,約2万人の結核患者が毎年発生しています。患者は高齢者が多いですが,こどもの結核患者も存在します。生まれてすぐであってもかかる可能性があり,抵抗力の弱い乳幼児では,結核性髄膜炎や粟粒(ぞくりゅう)結核など,全身の重い結核になることがあります。結核性髄膜炎になると,重い後遺症を残すことがあり,予防が大切です。

対象者:1歳未満(標準的な接種期間は生後5~8か月)
接種回数:1回