2019年01月18日

今週の注目疾患   平成31年・第 2 週(2019/1/7~2019/1/13)

【インフルエンザ】
2019年第2週に県内定点医療機関から報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は、定点当たり41.33(人)となり、国の定める警報基準値(30)を超えた。
県内 16 保健所管内(千葉市、船橋市および柏市含む)において、報告の多い上位 3 保健所管内と定点当たり報告数は、君津保健所(67.38)、海匝保健所(63.86)、夷隅保健所(55.00)であった。県レベルの定点当たり報告数 41.33 を超える保健所管内は、上記 3 保健所管内の他、市原保健所(51.27)、松戸保健所(49.71)、長生保健所(48.33)、山武保健所(46.00)であった。
2019 年第 2 週の年齢群別報告割合は、5~9 歳(21.6%)、0~4 歳(15.9%)、10~14 歳(14.8%)で高く、2018/19 シーズン全体(2018 年第 36 週~2019 年第 2 週まで)では、5~9 歳(23.9%)、0~4 歳(15.4%)、10~14 歳(15.2%)等となっている。
過去シーズンの同期間(第 36 週~第 2 週)と比較すると、昨シーズンよりも成人層の報告が多くなっている。
2019 年第 2 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、8,170 例中 A 型 8,102 例(99.2%)、B 型 39 例(0.5%)、A and B 型 1 例(0.0%)、Aor B 型 28 例(0.3%)であった。2018/19 シーズン合計では、15,774 例中 A 型 15,616 例(99.0%)、B 型 112 例(0.7%)、A and B 型 4 例(0.0%)、A or B 型 42 例(0.3%)となった。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成31年1月16日更新)