・1日3回の食事を習慣づけましょう
・食事のリズムを大切に,生活リズムをととのえましょう。

・歯ぐきでかみつぶせる固さのものを食べられるように練習します。
・手づかみ食べなどで,自分で食べる楽しさを体験させてあげましょう。
・口へ詰め込みすぎたり,食べこぼしたりしますが,一口量を覚えていくためのステップです。
・手づかみ食べがじょうずになったら,スプーンを使って食べることを始めましょう。

●食事の進め方
・エネルギーや栄養の大部分を食事からとれるようにしましょう。
主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べましょう。母乳・ミルクは,子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて飲ませましょう。

・牛乳への切り替え
母乳・ミルクから飲用としての牛乳に切り替え始めるのは満1才頃が目安です。

・コップ飲みが上手になったら
哺乳瓶からコップで飲むことに切り替えましょう。

・離乳が完了してからの食事
離乳が完了しても,奥歯が生えそろう3歳頃までは,食べ物の固さ,大きさに配慮しましょう。また,味付けはうす味にしましょう。
※家族そろって,楽しい食事をしましょう。

・ 窒息・誤嚥事故防止のため,次のことに注意しましょう。
①豆やナッツ類など,硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。小さく砕いた場合でも,気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。
②ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると,窒息するリスクがあります。乳幼児には,4等分する,調理して軟らかくするなどして,よくかんで食べさせましょう。
③食べているときは,姿勢を良くし,食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで,走ったり,笑ったり,泣いたり,声を出したりすると,誤って吸引し,窒息・誤嚥するリスクがあります。