・落ち着いた食事の環境を作ってあげましょう。
おもちゃは片付けて,テレビは消しましょう。

・食事のマナーも知らせていきましょう。
食事の前と終わったあとは口と手をふきましょう。
「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしましょう。
遊び食べが始まったら,食事に集中ができなくなったサインです。全部食べ終えていなくても食事を切り上げましょう。

・楽しい雰囲気で食事しましょう。
赤ちゃんも家族と一緒に囲む食卓が大好きです。家族と一緒に食べながら,優しく「おいしいね」「よく食べたね」など言葉がけをしてあげましょう。

・手づかみ食べをいっぱいさせてあげましょう。
手づかみ食べは食べものの固さや大きさ,量を感じ自分で食べる力を育てます。また,前歯で噛み切ることも覚えていきます。
「自分で食べたい」という気持ちは食べる喜びにつながっていきます。
【手づかみ食べをさせるときのポイント】
なんでも自由に手で食べさせるとグチャグチャにしてしまいます。お皿を1枚用意し,手でつまみやすい一口大のものやスティック状のものを取り分けてあげましょう。
初めは口にうまく入らなくて,食卓や床にこぼしてしまうでしょう。自分で上手に食べられるようになる第一歩です。見守ってあげましょう。

・スプーンを持たせることはもう少し待ちましょう
大人の持つスプーンに手を添えたり,自分で持ちたがったりします。しかし,スプーンを持たせてもただかき回したり,投げ捨てたりしてしまいます。スプーンで遊んでしまい食事に集中できなくなってしまいます。この時期は,手づかみで食べる練習を十分にさせてあげることが大切です。