B型肝炎ウイルスは,乳幼児に感染するとウイルスが排除されずにキャリア化(B型肝炎ウイルスを体内に持っている状態)になる可能性が高く,その後,慢性肝炎・肝硬変・肝細胞癌を発病することがあります。
B型肝炎ワクチンは水平感染(他人の血液や体液からの感染)の予防とキャリア化(B型肝炎ウイルスを体内に持っている状態)や肝炎,肝硬変,肝細胞癌を予防するためにつくられたワクチンです。

対象者:1歳未満
接種間隔・回数:1回目から27日以上の間隔をあけて2回目,1回目から139日以上の間隔をあけて3回目を接種
※標準的な接種期間:生後2か月~生後9か月