肺炎球菌は,子どもの多くが鼻の奥に保菌していて,ときに細菌性髄膜炎,菌血症,肺炎,副鼻腔炎,中耳炎といった病気を引き起こします。肺炎球菌による細菌性髄膜炎は,ヒブ(インフルエンザ菌b型)による髄膜炎より発症頻度は少ないですが,重症化します。
対象者:生後2か月~5歳未満
接種間隔・回数:生後2か月~7か月未満の間に,27日以上の間隔をあけて(標準的には生後1歳未満)3回接種。3回目の接種から60日以上あけて1歳以降(標準的には1歳〜1歳3ヶ月)に追加接種を1回。ただし,初回接種開始年齢によって接種回数が異なります。
■生後7か月~1歳未満で始めた場合 3回
■生後1歳~2歳未満で始めた場合 2回
■生後2歳~5歳未満で始めた場合 1回