今週の注目疾患   令和元年・第 20 週(2019/5/13~2019/5/19)

【日本紅斑熱】
 日本紅斑熱は発熱、ダニの刺し口、発疹を主要3徴候とするマダニが媒介する感染症であり、近年の千葉県内における日本紅斑熱の発生は4月から11月にかけて認めている。
 県内では2018年は11例の届出があり、2007年以降で最も多かった。
2019年はまだ県内医療機関からの届出はないが、全国では西日本地域を中心に第19週までに22例が届け出られている。
県内での日本紅斑熱の発生は房総半島南部の地域で認められ、2007年以降に届出られた患者71例の患者年齢中央値は71歳(範囲18-96歳)、性別は女性36例、男性35例であった。
症状については、発熱71例、ダニの刺し口53例、発疹66例となっており、主要3徴候いずれもありであったのは50例であった。
 ダニの刺咬予防のため、農作業や山野などに入るときは長袖・長ズボンを着用し肌の露出を少なくしダニの付着を防ぐこと、マダニ忌避剤の適切な使用が重要であり、また帰宅後はすぐに入浴し新しい着衣に着替えることが推奨される。

参考 千葉県衛生研究所 ウイルス・昆虫医科学研究室 身近な衛生動物:マダニについて
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【千葉県感染症情報センターより参照】
(令和元年5月22 日更新)