今週の注目疾患   2020年 12週(2020/3/16~2020/3/22)
【今週の注目疾患】

【新型コロナウイルス感染症:第11報】
 3 月 24 日 12 時現在、日本ではこれまでに患者 996 例(国内事例 980 例、チャーター便帰国者事例 11 例、空港検疫 5 例)、無症状病原体保有者 127 例(国内事例 110 例、チャーター便帰国者事例 4 例、空港検疫 13 例)、陽性確定例 5 例およびクルーズ船における事例 672 例の報告がある。
 国内では、共通する契機によって複数の患者発生となった患者集団(クラスター)の発生を認め、感染源が明らかでない患者も報告されており、直近では海外からの輸入例と考えられる患者も続いている。
 全世界では 372,757 例(うち死亡 16,231 例)の新型コロナウイルス感染症例が報告されており、ヨーロッパやアメリカ大陸において患者報告が大きく増加している。
WHO は、新型コロナウイルス感染症は現在世界的流行の様相を呈しており、リスク評価において世界的なリスクを非常に高いとしている。
・厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
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・World Health Organization(WHO):Coronavirus disease 2019 (COVID-19) Situation Report ? 64
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 県内では、3 月 24 日時点で 49 例の患者と 3 例(1 例は空港検疫)の無症状病原体保有者の発生がある。
10 保健所管内の医療機関から届出があり、市川、松戸および印旛保健所管内医療機関からの届出が 7 割を占め、患者居住地別では、東葛・葛南地域が多い。
52 例のうち20 例は既に退院しており、死亡例はない。
重症患者は 60 代(1 例)および 80 代(2 例)を認める。

 県衛生研究所および県内保健所では、2020 年第 12 週(2020 年 3 月 22 日時点)までに1,666 例(検体数 1,869)について新型コロナウイルス感染症の検査を実施した。
市中感染・輸入例疑い事例は 1,036 例(うち陰性化確認 76 例)となっており、この他チャーター便関連事例 89 例(同 15 例)、クルーズ船関連事例 414 例(同 123 例)、空港検疫関連 27 例の検査を実施した。
 そのうち市中感染・輸入例疑い事例 1,036 例(検体数 1,325)について、陰性化確認 76 例を除いた 960 例のうち陽性は 41 例(陽性割合:4.3%)である。

 これまでの知見では、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されています。
そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます。
風通しの悪い屋内の集まりを避け、感染機会を低減するよう注意をお願いします。
 また、現在海外において患者発生が急増している国・地域もあり、それら国・地域への渡航歴のある方の輸入例と考えられる事例が報告されています。
状況の急激な悪化やそれに伴う移動制限などが発生する可能性もあり、十分な注意をお願いします。

《新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口(コールセンター)の受付時間及び電話番号の変更について》
 新型コロナウイルス感染者の国内および県内での増加に伴い、電話相談窓口への相談件数も増加傾向にあることから、これまで県庁で実施していた電話相談窓口(コールセンター)の受付時間を24時間体制に変更しました。
なお、これに伴い電話相談窓口の電話番号が変更になりました。
 また、健康福祉センター(保健所)における相談窓口の受付時間と電話番号は従来どおりです。

  1. 業務内容
    一般的な相談のほか、感染が疑われる場合には専門外来につなぐ帰国者・接触者相談センターをご案内するなど新型コロナウイルス感染症に関するご相談に一元的に対応します。
  2. 新しい電話番号 0570-200-613
  3. 受付時間 24時間 (土・日・祝日も開設)
    電話相談窓口(コールセンター)について|新型コロナウイルス感染症
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【千葉県感染症情報センターより参照】
(令和2(2020)年3月25日更新)