今週の注目疾患   令和元年・第 42 週(2019/10/14~2019/10/20)

【蚊媒介感染症(デング熱・チクングニア熱・ジカウイルス感染症)】
2019年第42週に県内医療機関から1例のチクングニア熱の届出があり、2019年の累計は5例となった。
2019年はチクングニア熱含め、蚊媒介感染症の届出が多くなっている。
東南アジアではデング熱の大きな流行が報告されており、またチクングニア熱の流行を認める地域もある。
デング熱、チクングニア熱やジカ熱はネッタイシマカやヒトスジシマカなどのヤブカによって媒介される発疹性熱性疾患であるが、媒介蚊であるヒトスジシマカは日本でも身近な蚊の一種である。
2013年には、ドイツ人渡航者が日本でデング熱に感染したと疑われる症例が報告され、2014年には162例のデング熱国内感染例が届け出られている。
この時は県内を推定感染地とする症例も1例認められた。
2019年にもデング熱の国内感染例が届け出られており、蚊媒介感染症の小規模な国内感染例の発生が認められた。
来年の東京2020オリンピック・パラリンピックでは多くの訪日観光客も見込まれ、流行国での発生状況によっては、国内に侵入するリスクも高まる可能性があるため、注意が必要である。


【千葉県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月23日更新)