八千代市予防接種情報提供サービス

平成29年・36週~RS ウイルス感染症,A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

今週の注目疾患   平成29年・36週(9月4日~9月10日)

【RS ウイルス感染症】
2017 年は RS ウイルス感染症が例年より約1か月早く流行し、2017 年第 36 週の県内定点医療機関から報告された RS ウイルス感染症の定点当たり報告数は 1.85 人であった。
依然、定点当たり報告数は多いものの、前週の 2.34 人より減少した。
2017 年の流行が、急激な患者数の増加と減少を示した 2016 年の発生状況と同様かどうか、今後数週の動向を注視し検討される(図 1)。
RSウイルス感染症は、新生児や生後 6 カ月以内の乳児、月齢 24 カ月以内の免疫不全児、血流異常を伴う先天性心疾患を有する児あるいはダウン症児は重症化しやすい傾向があり、予防には手洗いやマスクの着用といった適切な飛沫感染や接触感染に対する感染予防策を講じることが必要である。

【A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
2017 年第 36 週の A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎の県内定点医療機関あたりの報告数は 1.94 人であった。
本邦では A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告は学校等の長期休暇による閉鎖期は少なく、学期中に増加する傾向にある。
例年、夏季休暇終了後からまた年末にかけて徐々に報告が増加するため今後の動向に注意が必要である(図 2)。
本疾患は学童期の小児に多く、小児科定点把握疾患であるため、成人における本疾患の発生動向について正確に把握することは困難であるが、報告では一定の成人例を認める(図 3)。
家庭内等での感染伝播が推察され、学校や家庭で手洗いやうがいといった一般的な衛生対策を実施していくことが感染予防のために重要である。


【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成29年9月13日更新)
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