2015年08月14日

今週の注目疾患  平成27年・31週(7月27日~8月2日)

腸管出血性大腸菌感染症
2015年32週に8例の届出があり、1週から32週までに91例の届出があった。腸管出血性大腸菌は少量の菌数(10~100個程度)でも感染が成立するため、食肉の十分な加熱処理、調理器具の十分な洗浄、手洗いの励行、感染した人から他の人への感染予防が重要である。2週連続で届出数が増加したため2015年に届出された91例の発生状況をまとめた。
性別では、男性41例(45.1%)、女性50例(54.9%)だった。
年齢群別では、10代23例(25.3%)、20代12例(13.2%)、30代10例(11.0%)が多かった。

流行性耳下腺炎
2015年32週の県全体の定点当たり報告数は、31週の0.62から増加し0.79となった。過去4年と比較し、多い状態で推移しており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別定点当たり報告数は、16保健所中10保健所管内で増加し、野田(2.75)、香取(2.00)、海匝(1.75)、市原(1.33)、印旛(1.13)、習志野(1.10)、長生(1.00)、柏市(0.88)、船橋市(0.82)が多い。
2015年32週に報告された104例の性別は、男性55例(52.9%)、女性49例(47.1%)で、年齢群別では、4~8歳が69例で66.3%を占めていた。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成27年8月7日更新)